病室で気づいた『健康でいるだけでプラフリ』/Cancer Note

6月 8, 2022 | Cancer Note, ウェルネスライフ

7月といえば『Plastic Free in July』ですね。
私の住む西オーストラリアでは、7月1日からテイクアウトで使い捨てプラスチックが廃止となりました。

プラスチックの使用は、環境や私達の身体への影響の大きさから
私も普段から気をつけるようにしています。

例えば、我が家は台所にサランラップを置いていません。
その代わりにミツロウエコラップを使っていたり、他にもできる範囲で『プラスチックフリー』なライフスタイルを心がけています。

 

そんな私が乳がんで抗がん剤治療をし、その副作用で5日間入院した際に感じたことをシェアしたいと思います。

プラスチックフリーの活動とは少し焦点がずれてしまうかもしれませんが
今の私だから、気がついたこと。

健康でいるだけで、プラスチックの消費を減らせるというお話しです。

 

 

コロナ禍ということもあって、当然ながら病院内は感染対策が徹底されています。

ナースが病室に入ってくる時には、扉の前で防御服のようなブルーのガウンを着用するのですが、
それを脱いで破棄する容器は病室の扉の内側に置いてあるので、捨てられていく様子がよく見えるんですね。

もしかすると
治療の副作用で、私の白血球値が下がっていたから、と言うものあったかもしれませんが。。。

 

このガウンは医療現場では必要なもの。
私もその恩恵に預かって、入院中も安心して治療を受けることができました。
普段以上に感染対策の手間が増えていて、医療スタッフの皆さんも長期間大変だろうなと思います。

 

ちょっと点滴の量を確認するだけだけだったり、一度入ってきたものの、忘れ物に気づいてナースステーションに取りにいく時も、その都度ブルーのガウンは取り替えられていました。

1日に何回病室を出入りされるんだろう。。。

 

 

私は病室のベッドから
どんどん破棄されていく、決して小さくはないブルーのプラスチックガウンをみていました。
ガウンだけじゃないですよね。

「あぁ、私一人病気になって治療を受けるだけで、どれだけのプラスチックが使われているんだろう」
頭はぼーっとしてたけど、とても印象に残りました。

健康でいるだけで、プラスチックを消費せずに居られるんだなと。

 

私達の身体、使うもの、環境、
全てが繋がっているなと、改めて気づいた入院生活でした。

 

プラスチックフリー生活で健康を手に入れる
健康でいるからプラスチックフリーに貢献できる

環境にも身体にも優しい循環の輪に居られるよう
毎日を過ごしていけたら良いですよね♡

 

 


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