病気は「正直な自分で生きる」ための身体センサー

5月 12, 2022 | ウェルネスライフ

2017年6月26日の再投稿記事です。

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こんにちは、

オーストラリア・パースから
あなたの内側にある輝きに寄り添い、ライフスタイルと起業をコーチングする
プレシャスライフ・ナビゲーターの佳世です。

 

突然ですが、
よく「病気はギフト」なんて言われますよね。

 

今日、あることをきっかけに、
その「ギフト」の意味が、
さらに深い気づきとなって、やってきました。

 

 

実は昨日、
娘メインの用事がありました。
彼女の喜ぶ顔が見たいし、私もご一緒する方達と親睦もはかれるし、
チラっとよぎった思いは気にせず出かけました。

 

よぎったという思いは、
「あ〜、話が合わないかもしれないな」ということ。
日本語、英語ということでなく「話が通じない・・・」という感覚です。

 

私もいい大人なので、その場の雰囲気に合わせることはできますが、
やっぱり疲れてしまうんですよね。

 

ママなら、みなさんこんな経験あると思います。
でね、やっぱり帰宅後、熱が出て横になっていました。

 

 

慢性疲労症候群(筋痛性脊髄脳炎)は、
数十年前は「ヤッピーフルー」(「裕福層のインフルエンザ」を意味する蔑称)と呼ばれていました。

 

とにかくストレスや不快感に耐性がないんです。

 

健康な人なら少々のストレスを感じても、
体がいい具合(ざっくり説明省きますが)にストレッッサーを処理してくれますよね。

 

でも、ストレスを受け止める機能(ホルモンや免疫とかね)が弱い人達は、
車のエアバッグ的な「吸収体」がなくて、
ショックはダイレクトに体のあちこちに影響します。

 

少しの不快感やストレスで
発熱したり、体に痛みを感じたり、嘔吐したり。。。

 

大人になると多少の不快感やストレスはあって当然だし、
モチベーションになることもあります。

 

いちいち「NO」を出すなんて、
わがままで、真っ当な大人がすることじゃない。と思いますよね。

 

 

なのに、
私の体、と〜っても正直なんです。笑

 

 

見逃してしまいそうなストレスに、体が素直に反応するんです。

 

※重症の方は、
そんなこと言ってられない!というくらい
動けませんから、誤解しないでくださいね。

 

 

私、ついつい頑張ってしまうので、
この熱が「無理してるよ。自分の心に違和感あるんじゃない?」と
教えてくれるんです。

 

病気になる前の私は、色んなものを背負い込んで、
この不快感やストレスを、知らず知らずにずっと溜めこんでいました。

 


暗黒時代(笑

 

 

ここ数ヶ月、ずっと体調が良いのは、
自分の心の声を聞いて、本当にしたいことを選んできたからで、
仕事だってお受けしてるのは少しといえど、
心が震えるくらい好きなことだから、できちゃうんです。

しかも、娘とイチャイチャするために
家事は手抜きですけど・・・(笑

 

こんなこと言うと、
やっぱり「わがまま病」って言われるんですよね(汗

 

ただ、慢性疲労症候群は、わがまま病なんじゃなくて、
心の声を無視できない、とっても正直な身体だということじゃないかな?
と思うんです。

 

今は「私すごいセンサーもらっちゃったな!」
と思っています。

「こころの声に従わなかったら、強制終了!」です。

ある意味、とても厳しいセンサーですけどね(笑

 

このセンサーのせいで、
たくさん悔しい思いも、後悔もしたし、
善意を受け取れなかったり、さんざん殻にこもった自分も経験しました。

 

けれど、これをバロメーターにして選んできたことで
今思うことは、わがままでいいんだよ、と言うことです。

 

わがままというと語弊がありますが、

 

自分に正直に生きるのが、
結局は自分にも周りにも、一番いいということ。

 

 

とはいっても
大人になると、たくさんの責任や期待みたいなものを背負い込んで。
「本当にしたいこと」や「自分を大切にすること」を選ぶのが難しくなります。

 

体が全く動かなくなるまで、背負い込んできた張本人なので、
「そうは言っても・・・」と言う気持ち、
いやと言うほどわかるんです。

 

多分、これを読んでくださってる誰よりも、
一番できなかった人だと思うので・・・

 

正直に生きるって、思っているより勇気いるんですよ。

 

「好きなことをする」のと、「好き勝手する」のは違いますし。
覚悟や責任も伴います。

 

だけど、一見ストレスになりそうな
この「覚悟や責任」に、私のセンサーは反応しないんです。

本当に好きなことができるなら、
そこに付随する苦手なことは、苦にならなかったりしますよね。

 

わたし、子供みたいでしょ(笑

 

 

でね、
今更ですが、ふと思ったんです。

 

私がコーチングでやってることって、
色んなものを背負い込んで、頑張ってきた人たちに、
一度その荷物を降ろして、
「正直な自分で生きること」を見つめてもらうことなんです。

 

 

 

先月くらいから、「本当の自分を生きる」ことについて考えていた流れで
久々に熱がでてハッと思ったんです。

 

私にとって病気は、
ライフスタイルや考え方を変えるきっかけでもあったけど、
「正直な自分を生きる」ためのギフトなんだって。

 

もうここを行くしかないんだよ〜
という、厳しくも優しい「大きな道」だったんです。

人生で起こる問題は、突き詰めれば、
「正直な自分を生きる」ための Unexpected Journey なのかも。

 

予期していなかった道だから、
新しい景色が見えるんだろうね。

 

本当にしんどい時は、
こんなこと受け入れられないのは、わかっています。
それでも、伝え続けたいんですよね。

 

人生で起こる辛いことは、きっといつか大切な人と分かち合える
大きなギフトになる。

 

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※慢性疲労症候群や慢性病で辛い思いをされている方は、
やはり、治療や食事を含めたライフスタイルの改善が大切です。
どんなに強い想いがあっても、身体が動かせない方は大勢います。
治癒のプロセスも一人一人ちがいます。
積極的休養が大切で、私自身は前を向くのに6年かかりました。

ここで書いたことは、
もし病気になることに意味があるなら、
それをこれからの人生にどう活かしていけばいいのかという、
私個人の想いです。

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「正直な自分を生きる」ジャーニーをしてみたい方
デッカー佳世が寄り添って、ナビゲートいたします。


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