人生の舵取りも治療も同じ、船長は私

2月 23, 2022 | Diary, ウェルネスライフ

いよいよ明日から化学療法が始まります。
今は少しの緊張はあるものの、とても落ち着いた気分で明日を迎えられそう。

今日は特別にクロワッサンとコーヒーの朝食 再び美味しく食べれる日を「待ってろよ!」という感じ😂

 

 

私が受ける化学療法は、点滴の抗がん剤。
少しマニアックですが、「AC-T療法」というものです。

癌腫によっては、脱毛がないものもあるそうですが
これは、100%抜けますとのこと😂
この際、ヘッドウェアやウィッグも楽しもうと思います。

 

同じ乳がんでも、抗がん剤の種類は違うようで
手術後の「病理検査」で、がん細胞のアグレッシブ度や再発度を確認した上で
腫瘍内科のドクターが治療プランを提示してくれます。

そして、説明を受けた後

前回のブログで書いた、今までのプロセスで一番きつかった
「治療法を決める猶予の1週間」

術前から
抗がん剤→放射線治療→ホルモン療法
というフルコースになることは伝えられていたのですが

私の中では
これらの薬物療法と横並びオプションとして
ゲルソンなんかの自然療法や、波動療法ももちろん選択肢にありました

前回のふと湧いてきた「直感」とは別に
思考を働かせて、情報収集し考える時間です。

 

腫瘍内科のドクターは
3つのオプションを提示してくれました。

1、一番効果が期待できる「AC-T療法」
2、慢性疲労症候群の履歴を考慮し、少しマイルドな薬剤を使う「TC療法」
3、化学療法はしない

この3つだけでも選ぶのは大変だと思いますが
そこへ、薬物療法とは真逆の波動療法や自然療法も天秤に乗せちゃったものんだから
振れ幅が大きすぎて、一時的は「もうこれ以上考えられん・・・」とメンタル崩壊しかけました。笑

 

今回見つかった私のがんは
半年前に検査してても見つけられなかった程進行スピードの速いもので
転移・再発率もかなり高い、いわゆる「暴れん坊さん」

時間をかけて考えることがマイナスに働く可能性の方が大きいので
たった1週間でドクターから渡された資料に目を通し
例に漏れず、ネットサーチに走り😅
自然療法や波動療法の専門医に連絡を取ったり
腫瘍内科の担当ナースにも、本当に沢山の質問や要望を投げかけました。

 

セルフコーチングで直交座標系を使って
私にとっての利点と欠点を考えてみたり

考えを整理するために
アカウンタビリティをお願いしたり

占星術のチャートと睨めっこしたり

タロットカードひいたり
クリスタルでダウジングもやってみたり

瞑想したり
守護天使に「わかるサインを見せてください」とお願いしたり

 

まっ、もうこなると「牡羊座ドツボにハマるパターン」真っしぐらなんです。😂
自分でもわかっているのに、私という人間ってやつは。。。

けれど、治療方針だけは他の誰も決める事はできません。
とても大きな決断だけど、本人にしか出来ない決断です。

頭かきむしるくらい考え、大泣きして感情をリリースした後、
結局は、自分の力と幸運と人生のプロセスを信じて
最初に浮かんだ直感を聞くことにしました。

直感を信じるにしても
ぎゃーーーって叫びたくなるくらい悩むこともやって良かった。

 

治療法を決めるって
突き詰めると「どんな風にこれからの人生を生きたいか」と向き合う時間でもあって
決断のプロセスは、とてもキツイものではあったけど、
濃密でこれからの人生を考える上で
とても良いチェックポイントだったなと思っています。

 

そして
薬物療法でドクターにお任せ。ではなく
それらを取り入れながらも、今まで以上に自然に触れ波動でケアもしていこうと思っています。
副作用を少しでも軽くできるようセルフケアも。

副作用をドクターとシェアしやすいように、明日からの記録表を作りました。ムーンフェーズも入れて可愛く♡

 

 

治療って「お医者さんにお任せします」では
良くならないと思っています。

人生の舵取りと同じように
治癒までの舵取りも、患者自身がやっていくことが大切。

悩んだり、路線変更したりしても良いんです。
病気になったからといって、力のない自分になったわけじゃないでしょ。

質問や疑問はドクターに納得するまで聞いてみて
生活の質を保つための要望も出してみたらいい。

それを無視したり、軽くあしらうような相手なら
私の人生の船には乗ってもらうのは、難しいと思う。

 

幸運にも
今回のがん治療に関わってくれているドクターやナース達は
本当に親身に話を聞いてくれ、私がハッピーな選択をできるよう最善を尽くしてくれていると感じています。

 

私も今回は要望を聞いてもらうために
リサーチしたり、考えをまとめたり、医療のプロと対等に話せるよう患者のプロとして
体も心も大切にしながら、できる限りをやって決断できたんじゃないかと思っています。

 

ということで
とても落ち着いた気持ちで、明日自宅での抗がん剤治療「Chemo@home」を始めます。

Chemo@homeのお話は、また次回。


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