絶望のように見えるものは新しい奇跡の始まり

1月 17, 2022 | ウェルネスライフ

Your body is talking to you but your inner voice is very subtle.
(あなたの身体はいつもあなたに語りかけている、けれどその『内側の声』はとても小さい)

これは、私がホリスティックヘルスコーチングの動画で話している最初の一節。

 

動画を撮ったのは、もう3年前のことですが
この言葉の持つ意味は色褪せるどころか、
日ごとに、より深い意味を持って強烈なメッセージを私に投げかけてくれています

 

 

 

15年程前、慢性疲労症候群という病の経験から、生き方を変えてきたけれど
私は、今また自分の身体から聞こえる声と対話しています。

 

 

去年のクリスマス、右胸に気になるものを感じ年末GP(一般医)を受信しました。
年明けからビーチ沿いのリゾートアパートメントにステイケーションをしに出かけ
その間もどんどん進む検査とスペシャリスト(専門医)の診察。

 

病気というものの捉え方は人それぞれで
個人情報をわざわざ人に言うものではないとか
心配をかけるだけだから黙っておこうとか
様々な考え方があるでしょう。

 

特に、ガンという言葉が与える心象は
小さくないだろうということも理解していますが
私はこのブログやSNSで、伝えていきたいと思いました。

 

魂が喜ぶ働き方を見つけ
無理しない働き方ができる社会をつくっていこうと謳い
そのための新しいプログラムまでやろうとしていた私が転んだ。

 

一瞬「みっともない、なんて思われるかな?」と頭をよぎったけれど
いや、だからこそ、ありのままを伝えたい。
今は、そう思っています。

 

医者だって病気になるし
コーチだって人生で転ぶこともある
ビジネスコンサルだってビジネスに失敗すること
ヒーラーやセラピストだって癒しが必要になることありますよね。

でもね、それをジャッジされることなく
何度だってやり直していいし、お互いにケアしていく優しい土壌ができたらいいな。
というのが、私が見ているビジョンなんです。

燃え尽きは、セルフケアだけではなくなりません。
お互いにケアし合うことが必要。

 

完璧を目指そうとするから
「できている自分」「わかってる自分」という見えないロープに縛られていく。

 

どんな人だって
人生で休憩のスペースは必要だし
安心して転んだり、絶望できる世界がいい。

一見絶望と見えるようなものから
新しい奇跡が始まることもあるでしょう。

 

 

胸のしこりが進行性のガンだとわかった時
一番最初に降りてきたメッセージが『愛を受け取る』ということでした。

好きな仕事をしているし
去年1年は、仕事は半分以下に減らして、ゆっくりしてきたつもりでした。

けれど、やっぱりどこかにあったんですよね。
私が頑張らなきゃって。なんとかしなきゃって。

 

 

占星術の生徒さんたちは
私がお休みする間、自分達で復習会・勉強会をしてくれると言ってくれ

インナーリトリートのプログラムに申し込んでくださった方達も
再開を待ってくださっています。

心強いアシスタントの千恵子ちゃん
星読みの仲間
ハートで話せる友達
そして家族
たくさんの人たちに支えられている。

本当にありがたい♡

手術が終わったら、私自身がまずこのプログラムをセルフリトリートとしてやってみたいし、
星と供に生きることも続けていきたい。
もっともっといい形になってお届けできそうな気もしています。

 

術後の治療も、少しかかりそうだけど、
私自身が、今までの古い価値観を手放し魂が喜ぶ輝き方を見つけるジャーニー
ありのまま書き留めていくので、よかったらたまに様子を覗きにきてください。

ある生徒さんが
「佳世さんの背中を見ながら、星について学んだことを噛み締めていきたい」と言ってくれているように
その時その時の、心の動きや何気ない日常も綴っていこうと思っています。

 

オーストラリアはもちろん、日本、アメリカ、ブラジル、ヨーロッパ
世界中から愛と祈りのエネルギーを送ってくださっている大好きな人達や
この自然に生かされていることへ感謝して
水曜日の手術を受けてきますね。


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