誕生日前のRitual 〜ソーラーリターン・太陽の活かし方〜

牡羊座の新月、みなさんいかがお過ごしでしたか？
願望を叶える引き寄せ力、獲得能力の高い『牡羊座23度の新月』ということもあり、思いきったビジョンを設定した方も多かったのではないでしょうか。

まだだ、、、って方は
新月のパワーはもうしばらく続きますから、今日すぐにやってみてくださいね。制限を外して、本当にあなたが心から望むこと、1年後、3年後、5年後のビジョンを書き出してみてください。

そんな新月、私の誕生日でもありました。

今日は、みなさんにおすすめの誕生日の過ごし方と、私の実例をお話ししますね。

一年に一度、自分のネータルチャートの太陽に空の太陽がピッタリ重なる瞬間を『ソーラーリターン』と言います。その瞬間にいる場所のチャートを見ると、これから１年間のテーマが読み解けます。

こんなご時世でなければ、場所移動してその瞬間を迎え、光を当てるテーマを動かすこともできます。（前回は木星のジュピターリターンでシドニーへ）

例えば、今年は「家族関係や自分のルーツ」に光を当てたい、「人とのご縁・出会いに」「社会的地位に」「スピリチュアル開花」など光を当てるテーマを、ソーラーリターンの瞬間に場所移動することで変えることができます。（何を意図するか、ということですね）

どこで過ごすかは、『アストロマップ』というものを使って読みます。
世界地図に、あなたの出生図を合わせたチャートを出して選んでいくのですが、海外旅行が難しい中、今年この場所にいることにも意味があり、『制限の中に楽しみをみつけだす視点』を大切に、この1年過ごすのも面白いな。と考えていました。

今、占星術アドバンスコースの講師資格を取る講座で学びを深めているのですが、アストロマップをもっとダイナミックに動かして、さまざまな読み方が出来ることを教わる機会を得えました。
（『アストロマップ』は出しても、ここまでの読み方をするアストロロジャーは、そう多くないとのこと。知れば知るほど面白い占星術。）

パースの私の家を中心にしてチャートを作ってみたら、いつもビジネスコンサルで利用しているホテルが、ピッタリ私の太陽ラインに乗っているのを発見。それが、私のソーラーリターンの前夜。

どうりで、あの場所いいはずなんですよね。
パースでも有数のラグジュアリーホテルですから、気持ちがいいのは当然なのですが、あの場所でビジネスコンサルを受けていただいたクライアントは、その後ビジネスが軌道に乗ったりご活躍されてる方々も多いんです。

私自身もビジネスの賞をいただいたりと、セッションがなくても仕事道具をもって行きたくなる、気分が上がるスポットです。

もう少し早く知っていれば、「この日の夜はあのホテルで過ごす選択もあったな。でも家族や身近な人との繋がりがテーマのソーラーリターン。これはこれで良かったのかもね。」なんてことを独り言のように、夫に話していました。

ちなみに、誕生日は12日ですが、ソーラーリターンの瞬間は11日22:46。

そうなんです、日付が同じ日だとは限りません。数時間の違いで日付がずれることもよくあります。

パースの夜は早くに閉まります。日曜日の午後10時以降といえば、ホテルでさえレストランも閉まってしまいますしね。

夕食を終えて、仕事部屋で本を読んでいたら
『着替えて一杯のみに行かないか？』と夫が声をかけてくれました。

ラストオーダー直前に着いたホテルのバーカウンターで飲み物をオーダーし、喧騒から離れたロビーラウンジで夫と過ごす雨の夜。

派手なものではなかったけど、バーテンダーさんがご馳走してくれたり、何より夫の気遣いに暖かな気持ちにさせられたソーラーリターンでした。

日頃、私は経済的な大黒柱であるけれど、仕事のことはなんでも夫に相談しているし、アイデアをまとめたり、思考整理する時のアウトプット相手にもなってもらったり、精神的な大黒柱は彼。

こうやって、私は夫や家族に精神的にも胃袋も支えてもらいながら、自分の太陽を輝かせているんだなと。大切なものを再確認したソーラーリターンでした。

過去2年ほど、前進・前進でやってきて、誕生日を前に色々なところから、「根源に帰ろう」「グランドビジョンを思い出して」というメッセージを受け取りました。これ思い出すと、宇宙へ帰りたい気分になってしまう、ちょっとヤバいやつです。笑　

しばらくは誰とも話したくないな。。。という気分で、自分の中の深い洞察の時間を過ごしていましたが、

誕生日前に、しっかりグランドビジョンとノーススターに繋がり、またフレッシュな火が燃え始めています。楽しみなこの1年。

コロナ禍で、海外への移動が制限される中、ローカルスペースのアストロマップチャートをどんどん活用していく流れもできそうですね。