仕組みのデザイン。 デザインとはビジュアルだけのものじゃない。

2月 14, 2019 | ブランディング

自分らしい人生を創造していく女性の
ブランディングコンサルタント・体と心とマインドのコーチ
デッカー佳世です。

 

前回のブログで『プロWEBデザイナー養成コース』のカリキュラムの一部をご紹介しました。

『何のためのデザインなのか?』で、『ビジュアル面でのデザイン』について少しふれましたが、
今回は『仕組み面でのデザイン』についてです。

 

まずは、『デザイン思考』というキーワードはご存知ですか?

 

デザイン思考とは、 デザイナーがデザイン業務で使う思考方法のプロセスを活用して、ビジネスなどにおける前例のない問題や未知の課題に対して最も相応しい解決を図るための思考法
(引用:Biz Hint  https://bizhint.jp/keyword/13313

 

「デザイン思考とは?」だけでも、複数回のクラスができるので、
ここでは詳しい説明は割愛しますが

すごーーーく簡単にいうと
今の現状をよりよい未来に変えていく、その具体的な方法を見つけるための思考ですね。


WEBデザイナーなどの商業デザイナーは、いつもこの思考でクライアントの要望に応えていくのです。

 

 

この『課題に対して最も相応しい解決を図るための思考法』は、
ビジネスシーンだけではなく、
家庭での問題や、リレーションシップなど実はどんなことにも活用できます。

 

「課題」や「問題」があったとしたら、
それを「仕方ない」と受け入れるのか、「改善方法」を生み出すのかで、
現実は大きく変わります。

 

また、解決策は自分だけにとっての正しさや満足ではなく、
関係者みんなにとって平和的な改善になっているかも大切です。

 

自分だけの正しさや利益、感情にとらわれていては、
ビジネスは難しいということです。
最低でも第二の視点、第三の客観的な視点が必要ですね。

 

これは、成功して先を行ってる起業家の振る舞いを見ていると
自分では思いも及ばぬ視点に、私自身も学びだなと思うことが多々あります。

15年前に日本で起業して、体を壊してしまったことも、
今では何故だったのかが、本当に良く理解できます。
ビジネスにも、周りの人たちにも、自分自身にも、
多角的な視点が今ほどは無かったのだと思います。

 

 

さて、WEBサイトの制作においても、
『デザイン思考』をと入れビジネス全体での「現状把握」「課題」を洗い出し、
WEBで改善できることや、もっと先の可能性を見つけていきます。

 

 

少し難しく書いてしまいましたが、
思考整理しながら、ビジネス全体の流れをマップで図式化していくのですね。

例えば、WEBマーケティングのマップツールを使ったり、
もし既にWEBサイトを運営していたら、解析結果のデータも参考にします。

 

どんな風に認知されているか・されたいか、
お客様と私たちがどのように関係性を築き深めるのか
それぞれの視点でどのような体験をするのか
などなど。。。

 

先にはもっとあるのですが
想像力とデータを使って、多角的な視点で『ビジネスの未来』をマップ化するプロセスを
講座の中でやっていきます。
今までやったことがない方なら、かなり面白いと思います。

 

その中でWEBサイトが担える部分はどこか、
仕組みにどう落とし込むか。
こんなことをお伝えしています。

 

 

実際、実務ではここまで必要のない案件もあるでしょう。
でも、『デザイン思考』を持っておくことで、
WEBサイトがクライアントのビジネスを変える可能性があることを知っておいてもらいたいし、
自分自身のビジネスの仕組みづくりにも大いに役立つはず。
プライベートにもね(笑

 

『なんのためにWEBサイトを作るのか?』
『解決したいことは何なのか?』

全ては、このためのデザイン・WEBの仕組みです。

 

大きなビジョンのために、これからの私たちに何ができるか、
スモールステップでもいいから、一歩一歩望む未来に進んで行けたらいいですね。


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